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英語の勉強法「技能別にどう伸ばすか?」習得のコツ
突然ですが、皆さんはなぜ英語の勉強をしていますか?
私は、プログラミングを勉強している関係ですね。プログラミングの技術はやっぱり英語の方が情報量が多いですし、鮮度抜群です。
ハッキリ言って全然まだまだで、特に細かいニュアンスや方法などを汲み取るのが苦手です。が、当然勉強しないとできるようにはなりません。
この記事では、英語の勉強ってどうやってやるのか?のノウハウを共有していきたいと思います。
※ ちなみに、以下は全て私の経験談であり、自分の判断基準に基づくので、あくまで個人的な意見ととらえていただければ、と思います。
なんで英語の勉強するの?
冒頭の質問「なぜあなたは英語の勉強をするのですか?」。ハッキリ言ってこれが一番重要だと思います。
ここでスパッと目的を答えられない人は、英語の勉強を続けるのはなかなか難しいと思います。
私は以前、何度か「英語が話せるようになりたい!だってカッコいいもん!」という理由で勉強をしていた時期がありましたが、すぐに挫折しました。
「カッコいい」「将来役に立つ」は理由にならないんですね。
なぜなら、具体的な使用シチュエーションが無いからです。この理由だけで勉強を続けられて、実力をつけて、実際話すことができるようになったらすごいと思います。
よく「将来役に立つから英語を勉強しておきなさい」という話を聞きますが、2割正解、8割間違っている、という印象です。
確かに英語は間違いなく将来役に立ちます。ですが、そこには「どう役に立つか?」のビジョンが全く無いですよね?もし、それを言ったのが学校の先生だとしたら、確かに「文法」なんかは基本的で重要なことなので、学ぶ価値はあると思います。ですが、加えて「具体的な目的をもつ」ことも押さえるべきだと思います。
そして、残念ながらその「具体的な目的」は人によって違います。全部「教えること」でカバーするのは無理です。
例えば、高校の英語の先生が私に「プログラミングの英語」を教えることができるでしょうか?ほとんどの英語の先生は無理だと思います。もちろん彼(彼女)らはプロなので、一生懸命「プログラミングの英語(とプログラミング)」を勉強すれば教えることはできると思いますが、それを全ての分野ではできませんよね?
そういう意味で、学校で統一的に英語を教えるって難しいな、と思います。結局基礎部分を教えることが重要なのかなと思いますし、教える部分+「自分でどう英語を学ぶか」という意識が重要かな、というのが個人的な意見です。
どうやって英語の勉強しよう…
私の場合は大体以下の要領で勉強してきました。現在勉強継続中です!
読み(文法)英検2級程度ですが、あまり勉強はしていません
無資格です笑。ですが、以前教員時代(2年くらい前)に、戯れで英検2級の問題を解いて8割くらい点が取れてたので、まぁその程度かな、と。
実際の英検は会話も入るので、取れる気はしません笑。会話は苦手。
文法自体は特別勉強をしていたわけではないです。完全に放置しています。20年くらい前の話ですが、大学入試で勉強した分の積み残しです。ですので、私は特になにかやっていたわけではないですが、今からやるなら英検やTOEICがわかりやすいのではないでしょうか?
やっぱり文法は基本ですので、ある程度は必要かな、とも思います。逆にある程度でいい気がします。プログラミングの記事を読むのに、文法上困ったことはありませんので、実用上不便を感じなければそれでいいと思います。
読み(単語)
これが結構重要、というか苦労しているところです。
私の中で「単語」は2パターンの勉強方法に分けています。
① 基礎単語
今、学校でどのように単語を教えているのかわからないですが、いわゆる単語帳を暗記、みたいなのは…自分的には、まぁ役に立つこともあれば、立たないこともあります。
例えば、ちょっと難しめの単語であれば(特に名詞)、日本語と1対1に対応できるので丸暗記しかないかな、と思います。
ですが、もっと基本的な動詞や助動詞、前置詞は、日本語と1対1に対応できない、ニュアンス勝負なものもあります。というか、大体「意味」よりも「雰囲気」が重要なものが多いです。
そういう単語は意味よりもイメージの獲得を目標に勉強しています。
今はそういうテーマで書いた本も多いので助かります。
特に「万能英会話フレーズ101」は基本動詞や前置詞、副詞のイメージの一覧も押さえつつ、句動詞(動詞+前置詞で特別な意味を持つもの)を感覚的に理解できるので、結構楽しくスラスラと読めましたし、ネイティブの感覚が掴める内容になっているのでオススメです。
この辺は結構読んでよかったな、と思います。
② 用語やその分野の言い回し
これはどうにかして覚えるしかないです。その分野の用語や言い回しを、ひたすらその分野の英語に触れて覚えていきます。
私で言えば、プログラミングの記事を読んだり、数学のバカロレアのテキストを読んだりしています。
ひとそれぞれやり方はあると思いますが、最近、単語帳のようなものを作るのをやめましたね。以前は紙に書いたりスマホにメモしたりして単語帳みたいなのを作って覚えようとしたのですが、「作るだけでなんとなく満足しちゃう」「めくってもなかなか覚えない」ということで、効率が悪いな、と思ってやめました。
「前後の文脈があった方が覚えやすい」というのと、「(単語帳みたいに)わからなければこれを見ればいいや」というのをなくして危機感をもたせるために、ひたすら文に触れています。
聞く(リスニング)
あまりやっていませんが、「HAPA英会話」のPodcastは継続して聴いています。有名すぎて、もはや説明不要かもしれませんが、ネイティブスピーカーの日常会話がさまざまなシチュエーションで沢山聞けるのと、わかりやすい解説が魅力です。
このサイト(と周辺教材)を1番オススメする理由は、代表のJun Senesac (ジュン・セニサック)さんの教育に対する知見・見識の深さです。
Podcastを聴き漁っている(たまにYoutubeも見たりしている)のでわかるのですが、この方のバックグラウンドもあるのでしょうが、教えることに対する考え方が素晴らしいです。教える者にとっては当たり前のことですが、教わる方の目線に立って、教わる方のことを第一に考えています。
結果、当たり前ですが、教材も素晴らしいものになっています。Junさんの姿勢がそのままうつされたような、「売ること」よりも「学習しやすさ」に焦点を当てた教材です。
この方の姿勢は、日本の先生方にも見習ってほしいです。
ちなみに、このブログでちょくちょく教育関係の話が出てくるのは、私が10年以上公立の高校数学教員を務めていたからです。辞めた経緯につきましてはこちらをご覧ください。
書き、会話(ライティング、スピーキング)
やってないです。でも、本当はやりたい!だってペラペラ英語を話せたらカッコいいもの!
ライティングも合わせてやれば英語力があがる、というのはわかっています。アウトプットしないと絶対にここは伸びません。
でも、現状「書き」や「会話」は必要ないんですよね…。冒頭で言った通り、目的や必要性がなければなかなか英語のスキル習得には至りません。
ジャーナリングや独り言、とか色々やり方はありますし、ポツポツ試したりもしましたが、絶対に適切な講師やネイティブの方と会話をするのが一番です。当たり前です。でも、私にはそこにかける労力と暇と勇気がありません笑。
個人事業主としてもう少し成功して、海外の拠点も視野に入れるなら、そのうち頑張ろうと思います。
また、その国の文化もちゃんと勉強すべきだとも思います。日本人はそういう部分に無頓着なので(もちろん私も勉強不足、ではありますが)、相手のことを勉強することでわかる言い回しもあります。
「本気で会話ができるようになりたい」と思ったら、昔のツテでALTを紹介してもらいますかね。
もちろん、大体の人はそんな特殊なツテはないと思いますので、どうにかしてそのような講師を見つけるしかないです。ですが、今はインターネット、という便利なものがあります。会話だけなら、ググればいくらでも出てきます。
ただ、個人的な意見ですが、こういうスクールは、自分が受けることを想像したら続かないかな…と思います。やっぱり画面越しではなく、例えばビジネスパートナーとか友人としてなら本気でコミュニケーションをとろうとするでしょうから、そういう環境に身を置きたいですね。
唯一考えているのは、必要になったら先ほど紹介した「HAPA英会話」の教材に頼ろう、ということくらいです。コミュニティの大きさが魅力ですし、先ほどの「本気でコミュニケーションをとろうとする環境」もここの「Hapa Buddies」プログラムなら実現できそうです。
まとめ
今回は本気で英語を習得するために、何が重要かを押さえました。
大事なことは「具体的な目的」です。
それが無い人は、正直続けるのは難しいかな、と思います。どうにかして「具体的な目的」を作りましょう。
あと、やはり行動力が重要かな、と思います。特に会話を伸ばそう、としている人ですね。
例えば、どこかのコミュニティに飛び込む、というのは勇気がいることです。ですが、現状のまま勉強をしていて会話スキルが身につくか、というと、私は厳しいと思います。
それも、先ほどの「具体的な目的」があれば、それが後押しになるかなとも思います。頑張って勉強していきましょう。
私自身、英語の勉強も継続中ですが、同時に数学の勉強もしながら皆さんにオススメしています。このブログでは、なるべくわかりやすく、楽しく数学の解説をしているので、興味がある人はぜひご覧ください。