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【教育Python入門】Pythonのプログラミングができる環境を作ろう!
2025年度大学入学共通テストから「情報」が課されることになりました。
しかもその内容にプログラミングが入ってきます。
さて、先生方、プログラミングを教える準備はできているでしょうか?
このブログでは、恐らく今後、教材として使われる機会が多くなる「Python」を「高校教育」にターゲットを絞って説明していきたいと思います。
共通テストのプログラミングは特定の言語ではなく、一般的なプログラミングの知識を問う問題ですので、正直プログラミングを教える準備に手間暇はかけたくありません…。
そこで、【教育Python入門】最初の記事は「環境構築」です。
それでは早速、【教育Python入門】始めていましょう!
あわせて「情報」のサンプル問題の解説もしているので、こちらも読んでいただければと思います。
- 【情報の先生】来年度(2022年度)から高校でプログラミングをPythonを使って教えたいんだけど…。
- Pythonを使ってみたいんだけど、なんか難しいんじゃないの?
- プログラミングの環境構築って大変なんじゃないの?
インストール?
普通の感覚だったら、
よし、パソコンにPythonを使える環境をインストールだ!
と思うかもしれません。
ですが、パソコンにプログラミング環境を構築するのは結構大変で、ここで心が折れる人がかなりいます。
しかし!今はPythonを使うのに、自分のパソコンに環境をインストールする必要もないのです!
では、どうするのかというと、Google Colaboratory(以下Google Colab)を使うのです。
結論から言うと、「Google アカウント」と「ブラウザ」があればログインするだけでPythonのコードを書いたり、実行することができます。
しかも無料です。(2022年2月現在)
Googleさん、すげぇよ。
プログラミングを教えるために環境を作らなければ、と考えている先生方、Google Colabの導入をオススメします!
Google Colabの導入方法
導入方法、といいましたが全く難しくない、というか、ログインするだけです。
Googleアカウントが必要です。
Googleアカウントを持っていない方は、こちらから作ってください。必要事項を入力していけば簡単に作成できます。
Googleアカウントを持っている人はChromeからログインしておきましょう。
左上「新規」→「フォルダ」で新しいフォルダを作成。
今回は「TestPython」としてみました。
左上「新規」→「その他」→「Google Colaboratory」を選択。
これで準備完了です。
詳しい経緯は省きますが、Google Colabではプログラミングコードを「ノートブック」と言います。
使ってみたらわかりますが、「セル」と言われる単位で編集ができて非常に便利です。
STEP3までで、新規ノートブックが出来上がって、次のような画面が出ているはずです。
試しに「1+1」と入力して、セルの左側にある三角(プレイ)マークを押してみましょう。
最初は実行環境を割り当てるのに時間がかかりますが、無事に出力結果「2」が表示されたでしょうか?
まとめ
今後、プログラミング学習の需要がますます増えると思われますが、環境構築はプログラミング学習の敷居を高くするものです。
その敷居を大幅に下げるGoogle Colabの紹介でした。
今後は具体的な教育向けのPython操作について発信していこうと思います。
ぜひ、Google Colabを触ってみてください。「プログラミングってこんなに簡単にできるんだ」と思いますよ!